坩堝が語源のルクルーゼ、その特徴

今やルクルーゼという鍋は非常に有名である。料理が美味しくできることも然ることながら、カラフルで温かみのある印象的なデザインであることも人気の秘密であろう。ルクルーゼが一般的な鍋と一線を画すのは、その製法からして異なる為である。「坩堝」を意味する「クルーゼ」がネーミングの語源であるように、鋳物の鍋であることがいちばんの特徴である。一般的なステンレスの鍋は絞り加工で作られており、一枚の鉄板に圧力を加え、凹状に加工し、容器にする製法である。この場合、加工の都合上板の厚みがある程度薄くないと制作できない。それに対して鋳物とは、ドロドロにとかした鉄を鋳型に流し込んで作る製法である。この時に坩堝という耐熱容器が使われる。鋳物の場合、ぶ厚い鍋を作ることができる。これによって調理の際に具材の芯まで熱が伝わりやすく、美味しくできあがるのである。もうひとつの特徴として、ホーローという表面処理がある。ステンレス製の鍋は錆びにくい性質から、表面処理が施されていない。その為、色はシルバー1色である。それに対して鋳物は錆びる為、ホーローが施されている。カラーバリエーションも豊富であり、それがそのままセールスポイントにもなっている。このように、一般的な鍋とは製法から違うルクルーゼは、その優れた特徴によって誰もが知る有名な商品の地位を築き上げたのである。

ルクルーゼとは坩堝という意味のフランス語です

ルクルーゼといえば、優れた調理性能と美しい外観を兼ね備えたキッチンウエアとして、多くの料理研究家に愛されています。最近では結婚式の引出物やプレゼントに選ばれることも多く、主婦や料理を趣味とする方であれば一度は聞いたことがあるというくらい有名になってきています。しかし、実はその名前の由来が「坩堝」というフランス語にあることは意外と知られていないのではないでしょうか。この鍋は、どろどろに溶かした鋳物を型に流し込んで製造されています。その製法を表すために、「坩堝」=「クルーゼ」というフランス語に、定冠詞である「ル」をつけたのが、製品名称になったというわけです。ルクルーゼの鍋は保温性がよく、蓋がきっちりとしまるため気密性も高く、野菜や肉を煮るとふっくらと仕上がります。また、厚手の素材でできているため熱が下がりにくく、揚げ物をするのにも向いています。いろいろな料理に使えるので、キッチンにひとつあるととても重宝します。カラーが豊富にあるのも魅力のひとつで、定番のオレンジやホワイトのほかにも、ブルー系のおしゃれなものまで揃っています。キッチンにそのまま出しておいたり、テーブルに出しても恥ずかしくないというのも、沢山の人が愛用する理由かもしれません。